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OS誕生からLinuxまでの歴史

12 バイト追加, 2007年11月27日 (火) 03:39
/* まぼろしのSystem IV */
世界最大のUNIXベンダ マイクロソフト
1980年代前半、世界で最もUNIXの出荷が多かったのは実はマイクロソフト社でした。その頃、SCO (Santa Cruz Operation)社と共同でマイクロソフトは XENIXというIntel 8086上で動くUNIXのバージョンを作成していました。その頃、他はVAXのような大きなマシンばかりでしたので、出荷数から見るとXENIX の数が最大のように見えるのです。
UNIX爆発の時代 === UNIXの人口爆発 ===  
1985年から1995年までの10年間は、色々なバージョンのUNIXが増殖した時代といえるでしょう。UNIXの流行とともに、色々な会社が色々なUNIXを実装して売り出していきます。日本でも通産省の大失敗プロジェクトであるΣプロジェクトが行われていた頃です。色々な会社のUNIXマシンを製造し、少しでも自分のシェアを独占しようと奔走していたころです。このような背景があってAT&Tが BSDIの邪魔をし、その邪魔ができないと見るやいなや、UCBも含めて訴えていた頃です。なんと情けない時代でしょう。そんなAT&Tや他の企業のドタバタも 95年以降は鎮静化します。理由は簡単です。Windows がディスクトップUNIXのシェアを食い、Windows NTがサーバのシェアを食ったからです。
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