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ファイルシステム

307 バイト除去, 2015年9月8日 (火) 08:50
/* ファイルシステムのマウント */
=== ファイルシステムのマウント ===
MOでもUSBメモリでもハードディスクでも、あるいはファイルであってもブロックデバイスとみなせるものなら同じですが、話を単純化するために、ここではハードディスクということで話を勧めましょう。MOでもUSBメモリでもハードディスクでも、あるいはファイルであってもブロックデバイスとみなせるものなら同じですが、話を単純化するために、ここではハードディスクということで話を勧めましょう。
ファイルシステムとはファイルを管理するための仕組み全体を指します。ハーディスクのパーティションをext2やext3、あるいはそれ以外のファイルシステムの形式にフォーマットしそれをファイルシステムとしてマウントします。ファイルシステムとはファイルを管理するための仕組み全体を指します。ハーディスクのパーティションをext2やext3、あるいはそれ以外のファイルシステムの形式にフォーマットし、それをファイルシステムとしてマウントします。
まずハードディスクのパーティションを設定し、各々のパーティション上にファ
わかります。このディレクトリをマウントポイントと呼びます。
 
 
<pre class="bash">
$ df
Filesystem 1k-blocks Used Available Use% Mounted on
/dev/hda1 28834716 1593820 25776172 6% /
/dev/hda2 48062468 4817440 40803552 11% /home
</pre>
 
 
/dev/hda1は、IDE 0 Master に接続されるハードディスクの最初のパーティショ
ンのことで、hda2は2番目のパーティションを意味しています。ハードディス
クをまるごと1パーティションにすることもできます。下の例はSCSI接続されクをまるごと1パーティションにすることもできます。ているMO装置にMOのメディアを入れてマウントしている状態です。ちなみにこSATAのインタフェースの場合は/dev/sdaとなります。のMOはこのテキスト書いているLinuxマシンに接続しており、主に定期的なバッその中のパーティションが/dev/sda1や/dev/sda2となります。クアップに使っています。sd?と名前がつくスペシャルデバイスファイルはSCSIのインタフェースでアクセスする記憶装置です。実際にはハードウェア側がSCSIのインタフェースをもっていなくてもスペシャルデバイスファイルを経由しエミュレーションとしてSCSIを提供するという意味です。
/dev/sda 610940 206972 372936 36% /mnt
Linuxでハードディスクに利用できるファイルシステムの種類にはext2、ext3、SATAのハードディスクだけではなくUSBメモリを使うときも/dev/sd?となります。JFS、XFS、ReiserFSなど色々な種類が使えます。それぞれに良さがあるのです下の例はUSBメモリを挿した時の状態です。が、慣れなければ、この中で一番古いext2を使うのが無難でしょう。これらのこのUSBメモリには ''HIRONOBU'' と名前を設定しています。ファイルシステムは、それぞれ性能や機能に特徴があります。選ぶのに悩むほどの選択肢が用意されています。これがWindows XPやWindows 2003 Server だと互換性を持たすためのFATが2種類と、主に使うNTFSの合計3種類で、実質NTFSの1 種類だけです。多くのディストリビューションのデフォルトでは /media/ユーザ名 の下に自動的にマウントします。
:調べてみよう| Linux以前のUnixも一つのオペレーティングシステムは主たるファイルシステムは1つだけでした。それは何故でしょう。
ファイルシステムの構築とマウントは非常に簡単です。ハードディスクを指定<pre class="bash">してフォーマットし、それとマウントポイントとなるディレクトリへマウント/dev/sdg1 3804348 375556 3215828 11% /media/hironobu/HIRONOBUするだけです。</pre>
/dev/sdaに接続されているMOデバイスをext2のファイルシステムを構築し、マウントする手順は次のようになります。: [[USBメモリをLinuxファイルシステムとして使う]]
# /sbin/mkfs -t ext2 /dev/sda
# /bin/mount -t ext2 /dev/sda /mnt
# df /mnt/mo
Filesystem 1k-blocks Used Available Use% Mounted on
/dev/sda 610940 256 610684 1% /mnt
まだ何も使っていない状態でも、ファイルの属性情報を管理するのに必要な領
域が既に事前に取られています。
# cd /mnt Linuxでハードディスクに利用できるファイルシステムの種類にはext2、ext3、ext4、 # ls -lJFS、XFS、ReiserFSなど色々な種類が使えます。 total 12近年のディストリビューションではデフォルトのファイルシステムがext4というものが多いですが、 drwx------ 2 root root 12288 Nov 25 21:21 lost+foundこれらのファイルシステムは、それぞれ性能や機能に特徴があります。ユーザの選択肢が広く、その選択をユーザにゆだねているのもまたLinuxの特徴です。
ext2の場合、フォーマットしたパーティションに(今回の説明では1ディスク1 パーティション)lost+foundというディレクトリができます。このディレクト:調べてみよう| Linux以前のUnixも一つのオペレーティングシステムは主たるファイルシステムは1つだけでした。それは何故でしょう。リはハードディスクの故障などで内容が破損してしまったファイルの残骸が格納されます。ファイルシステムの構築とマウントは非常に簡単です。ハードディスクを指定してフォーマットし、それとマウントポイントとなるディレクトリへマウントするだけです。
=== inode ===