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TCP/IP

439 バイト追加, 2015年9月8日 (火) 07:11
/* GNU/Linux での TCP/IP */
GNU/LinuxではEthernetのデバイスは基本的にeth0から順番に割り当てられます。
むかしはNIC (Network Interface Card)に対応するデバイスファイル /dev/eth0 というのがあったのですが、今ではそれが存在せず内部的にeth0、eth1という仮想的なネットワークデバイスになっています。
慣用的にloはローカルホスト、eth0はEternet、wlan0は無線LANの仮想ネットワークデバイスとして命名されていますが、これは任意な名前であり、たとえば、新たにPPP (シリアル経由でpoint-to-point接続するプロトコル)で接続を作る時はppp0や、 easytether (AndroidをUSBで接続しテザリングをするツールを利用)など仮想ネットワークデバイスは自由度の高い名前をつけることができます。同種類のデバイスが増えるたびに番数が増えますなど仮想ネットワークデバイスは自由度の高い名前をつけることができます。同種類のデバイスが増えるたびに番数が増えるのが普通<ref>あくまでもコンベンショナル(習慣的)なので、世の中には変な名前の付け方のネットワークのスペシャルデバイスファイルのルールがあるかも知れません。</ref>です ( ex: eth0, eth1, ... )。 
* lo ローカルホストのための仮想ネットワークデバイス
* eth0 Ethernetのための仮想ネットワークデバイス
* wlan0 無線LANのための仮想ネットワークデバイス
 
その仮想ネットワークデバイスにIPアドレスを設定しTCP/IPで利用する形にします。
=== ifconfig ===
仮想ネットワークデバイスにTCP/IPに必要なパラメータを設定するのはifconfigコマンドです。これは米カリフォルニア大学バークレー校でBSDに組み込んだTCPIPに必要なパラメータを設定するのはifconfigコマンドです。これは米カリフォルニア大学バークレー校でBSDに組み込んだTCP/IPの実装が作られた時に、IPアドレスやネットマスクなどのパラメータを設定する、あるいは参照するのに作られたコマンドですが、そのまま今もスタイルを変えず使われています。グラフィカルインタフェース〜といっても項目をリストアップする程度のものですが〜を使って設定するツールは存在しますが、システムがブートする段階でIPの制御を行うのがifconfigです。IPの実装が作られた時に、IPアドレスやネットマスクなどのパラメータを設定する、あるいは参照するのに作られたコマンドですが、そのまま今もスタイルを変えず使われています。グラフィカルインタフェース〜といっても項目をリストアップする程度のものですが〜を使って設定するツールは存在しますが、システムがブートする段階でIPの制御を行うのがifconfigです。
# ifconfig eth0 up
 
; 追記 (2015/9)
: RHEL7/CentOS7 といった新しいディストリビューションはifconfigを標準から外し、ipコマンドがデフォルトで入るようになりました。
==== 固定IPアドレス ====