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TCP/IP

97 バイト追加, 2015年3月30日 (月) 06:20
/* ifconfig */
仮想ネットワークデバイスにTCP/IPに必要なパラメータを設定するのはifconfigコマンドです。これは米カリフォルニア大学バークレー校でBSDに組み込んだTCP/IPの実装が作られた時に、IPアドレスやネットマスクなどのパラメータを設定する、あるいは参照するのに作られたコマンドですが、そのまま今もスタイルを変えず使われています。グラフィカルインタフェース〜といっても項目をリストアップする程度のものですが〜を使って設定するツールは存在しますが、システムがブートする段階でIPの制御を行うのがifconfigです。
 
低いレベルでコントロールする方法を理解したい、あるいはツールを作成したいと思った時は netdevice のオンラインマニュアルにヒントがあります。
 
/sbin/ifconfigをオプションなしに実行すると、現在のeth0やloが表示されます。
仮想ネットワークデバイスeth0はEthernetに接続され、IPアドレス192.168.100.18が設定されています。
 
loはローカルホストです。これは127.0.0.1が割り当てられます。127.0.0.1は特殊なアドレスでこれは自分自身のマシンを指します。
ホスト名はlocalhostとなっています。他のサンプルもこちら([[Ifconfig-listed]])に載せておきます。
 
ブート時にはIPアドレスの設定などifconfigコマンドを使っています。デスクトップやノートパソコン、特にモバイルのように色々なネットワーク上で動作させるようなコンピュータはDHCP
を使ってそのネットワーク上で自動割り当てされるのが一般的ですが、ここではまず固定IPの話から進めましょう。
# ifconfig eth0 up
これはeth0のインタフェースを利用可能にします。特定のインターフェースを利用可能するには次のようにします。この場合、eth0のインタフェースを利用可能にします。
# ifconfig eth0 up