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OS誕生からLinuxまでの歴史

174 バイト追加, 2018年6月29日 (金) 06:49
/* UNIX誕生! */
MULTICSプロジェクトにはベル研のKen ThompsonとDennis Ritchieがいました。彼らはベル研に戻り、廃棄同然のDEC PDP-7という小型のコンピュータの上に OSを書きます
<ref>Ken ThompsonはMultics上で動いていたスペースゲームをベル研に持ち帰ってきたはいいがのですが、遊ぶのに適当なマシンがなかったので放置されていたDEC ThompsonはMultics上で動いていたSpace Travelというゲームをベル研に持ち帰ってきたはいいがのですが、Multicsに使われていたコンピュータGE635を使おうとすると一回$50ドルかかるため、ほとんど使われていないDEC PDP-7を使い始めたと言われています。 7をみつけてきて小さなOSを書きゲームを動かしはじめます。 参考: https://www.bell-labs.com/usr/dmr/www/spacetravel.html </ref>。
1968年のことです。それはMULTICSのような大きなスペックを持つOSではなく、もっとコンパクトなOSなので、彼らはMULTICSをもじってUNICSと命名します。後にUNICSはUNIXと改名し、そのままの名前が定着します。
1985年から1995年までの10年間は、色々なバージョンのUNIXが増殖した時代といえるでしょう。UNIXの流行とともに、色々な会社が色々なUNIXを実装して売り出していきます。日本でも通産省の大失敗プロジェクトであるΣプロジェクトが行われていた頃です。色々な会社のUNIXマシンを製造し、少しでも自分のシェアを独占しようと奔走していたころです。このような背景があってAT&Tが BSDIの邪魔をし、その邪魔ができないと見るやいなや、UCBも含めて訴えていた頃です。なんと情けない時代でしょう。そんなAT&Tや他の企業のドタバタも 95年以降は鎮静化します。理由は簡単です。Windows がディスクトップUNIXのシェアを食い、Windows NTがサーバのシェアを食ったからです。
 
 
== Linux ==