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Linux LVM

949 バイト追加, 2015年7月27日 (月) 17:45
/* 脚注 */
LVM (Logical Volume Manager)は、物理的なボリュームを論理グループにまとめ、そこから論理ボリュームとして取り出した利用領域をパーティションなどに用いるための仕組みです。
このような仕組みがない場合、ハードディスクのパーティションを、そのままファイルシステムに使うことになりますが、その場合、例えば後からパーティションサイズを増やし、ファイルシステムのサイズを拡大させるといった運用しながら、これらの作業を柔軟に行うことは難しいといえます。そこで、LVMを用いれば、このような問題を解決することができます。このような仕組みがない場合、ハードディスクのパーティションを、そのままファイルシステムに使うことになります。このような運用方法で、例えば後からパーティションサイズを増やし、ファイルシステムのサイズを拡大させるといったことを運用しながら行うことは手間と作業する時間がかかります。柔軟な運用をしたい場合、LVMを用いてこのような問題を解決することができます。 
LVMは90年代後半にHP-UX (ヒューレッド・パーカード社のUNIX)に搭載された機能で、後にLinuxのディストリビューションに広く採用されました。現在ではメジャーなディストリビューションではrootファイルシステムはデフォルトでLVMの論理ボリューム上に構築されています。
[[ファイル:Lvm-pic-1.png|380px]]
 
=== LVMの操作方法 ===
[[LVMの構築方法]] では、まだLVMを利用していない場合、最初から構築する方法を説明します。
現在、多くのディストリビューションでLVMはデフォルトで導入されていますので、
構築する方法部分の説明を省き、追加する説明だけで十分かも知れません。
その場合は [[LVMの追加方法]] を参照ください。
LVMを使ってのスナップショットは[[LVMを使ってスナップショット]]を参考にして下さい。
 
 
== リンク ==
 
* [[LVMの構築方法]]
* [[LVMの追加方法]]
* [[LVMを使ってスナップショット]]
 
== 脚注 ==
 
* IBM DeveloperWorks Japan, Linux 技術文書, 論理ボリュームの管理 http://www.ibm.com/developerworks/jp/linux/library/l-lvm2/
 
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[[目次]]へ
 
 
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