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LVMの構築方法

243 バイト追加, 2015年7月27日 (月) 17:37
/* 脚注 */
<p style="text-align:right">
追加するだけの場合は [[LVMの追加方法]] へ
</p>
 
 
== LVM 新しく設定する場合 ==
すべてをプライマリパーティションとして使うことににして設定し、そこにLinux LVMである8e (16進数)のID番号を割り当てます。
<ttpre class="bash">
# fdisk /dev/sdc
...
...
#
</ttpre
=== 論理ボリュームグループ作成 ===
ここでのPVは、用意しているパーティション /dev/sdc1 にあたります。
 <ttpre class="bash">
# vgcreate vg_ext /dev/sdc1
No physical volume label read from /dev/sdc1
Physical volume "/dev/sdc1" successfully created
Volume group "vg_ext" successfully created
</ttpre
VGの内容を確認するにはvgdisplayを使います。
 <ttpre class="bash">
# vgdisplay vg_ext
--- Volume group ---
Free PE / Size 127 / 508.00 MiB
VG UUID KHZvkW-Adlo-hjNO-xZOO-cHeV-lJPi-8YNBEk
</ttpre
PE (Physical Extent)のサイズが4.00 MiBとなっているのはデフォルトです。
LVに割り当てが出来るPEの数は65536 lvm(旧フォーマット)ではLVに割り当てが出来るPEの数は65536 (2^16)までという上限があります。までという上限がありました。したがってPEのサイズが 4 MiBということはLVの最大の値は256GBということになります。現在使われているlvm2ではPV/LV あたりの最大エクステント数に制限はありません。256GBより大きなLVが欲しい場合は、VGを作成する際にPEの値を大きくしておく必要があります。
vgcreateを実行する際にオプション''-s s''(もしくは ''--physicalextentsize '') を利用します。
32mを指定した場合、最大のLVは2TiBとなります。
 
=== 論理ボリューム作成 ===
LV を作成するにはコマンドlvcreateを利用します。を作成するにはコマンド lvcreate を利用します。''-n LV名 -L ボリュームサイズ そしてVG名のオプションを与えます。'' そして ''VG名'' のオプションを与えます。
<ttpre class="bash">
# lvcreate -n lv_ext_01 -L 256MB vg_ext
Logical volume "lv_ext_01" created
</ttpre>
ブロックデバイス /dev/vg_ext/lv_ext_01 が作成されます。
ブロックデバイス /dev/vg_ext/lv_ext_01 が作成されます。
=== ファイルシステム作成とマウント ===
ext4のファイルシステムを/dev/vg_ext/lv_ext_01上に作成します。
 <ttpre class="bash">
# mkfs -t ext4 /dev/vg_ext/lv_ext_01
mke2fs 1.41.12 (17-May-2010)
8193, 24577, 40961, 57345, 73729, 204801, 221185
Writing inode tables: ....
</ttpre
ディレクトリ/mnt/lv_ext_01を作成し、ここにマウントしてみます。
 <ttpre class="bash">
# mkdir /mnt/lv_ext_01
# mount /dev/vg_ext/lv_ext_01 /mnt/lv_ext_01/
/dev/mapper/vg_ext-lv_ext_01
253871 10254 230510 5% /mnt/lv_ext_01
</ttpre>
== 脚注 ==
<references/>
----
[[目次]]へ
あるいは
[[Linux LVM]]へ
 
 
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