差分

2の補数

833 バイト追加, 2016年5月15日 (日) 18:33
/* 補足 */
では2ビット以上の加算器<ref>暗黙の了承としてビックエンディアンとします。</ref>を考えてみましょう。ここではまず01 + 01 の加算を考えてみます。
まず最初のビットは 1 + 1 です。ビットは0になります。次のビットに1を繰り上げます。です。加算後のビット<ref>加算後の値のことをSumといいます。</ref>は0になります。そして次のビットに1を繰り上げ<ref>繰り上げのことをCarryといいます。</ref>ます。
この回路のことをHalf Adderと呼びます。ビット演算回路で示すと下記の「'''Half Adder'''の図」のようになります。
次のビット以降は下から繰り上がってきたビットも含めて計算することになります。
このように2の補数を使うと加算器で整数(正の値と負の値)を計算することが可能になります。このように2の補数を使うと加算器で整数(正の値と負の値)を計算することが出来ます。 == 補足 == 現在は2進数で計算を行うのがあたりまえになっていますが、効率的であるかどうかの議論を除けば、計算には3進法でも10進法でも構わなく、過去には[https://en.wikipedia.org/wiki/Ternary_computer 3進法のコンピュータ ]も存在しています。[https://en.wikipedia.org/wiki/Decimal_computer 10進法で計算するコンピュータ]ですが、コンピュータ黎明期のマシンとして有名な[https://en.wikipedia.org/wiki/ENIAC ENIAC]は10進数をベースに計算しています。ENIACの後継機として設計された[https://en.wikipedia.org/wiki/EDVAC EDVAC]では2進数を採用しています。
== 脚注 ==