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記憶管理

467 バイト除去, 2008年11月20日 (木) 15:22
/* モデルと現実 */
==== モデルと現実 ページ ====
プロセスからアクセスできるメモリリソースを考えてみましょう。単純なモデルにしてみると下の図のようにCPUリソースからメモリリソースに対しアクセスし読み書きする形になります。プロセスからアクセスできるメモリリソースを考えてみましょう。単純なモデルにしてみると下の図のようにCPUリソースからメモリリソースに対しアクセスし読み書きする形になります。
しかし、みなさんは今時の記憶管理はこのような単純なモデルではなく、物理的なメモリサイズよりも大きなメモリ空間を扱える仮想記憶があることは既に承知しているはずです。仮想記憶はメモリ空間をページと呼ばれる一定サイズのフレーム(区分)にし、そのページをハードディスクのような外部記憶装置と物理的なメモリである実メモリ間で書き出し、読み込みを行うことによって、実際の実メモリの容量よりも多くのメモリ空間を使えるようにしています。しかし、みなさんは今時の記憶管理はこのような単純なモデルではなく、物理的なメモリサイズよりも大きなメモリ空間を扱える仮想記憶があることは既に承知しているはずです。仮想記憶はメモリ空間をページと呼ばれる一定サイズのフレーム(区分)にし、そのページをハードディスクのような外部記憶装置と物理的なメモリである実メモリ間で書き出し、読み込みを行うことによって、実際の実メモリの容量よりも多くのメモリ空間を使えるようにしています。
書き込みや読み込みをする単位をページといい、サイズは32ビットアーキテクチャーのCPUは4KBのページサイズで、64ビットアーキテクチャーのCPUは8KBのものがほとんどです。この書き込みや読み込みをする単位をページといい、サイズは32ビットアーキテクチャーのCPUは4KBのページサイズで、64ビットアーキテクチャーのCPUは8KBのものがほとんどです。<ref>ただしCPUのアーキテクチャーによっては異なる場合があります。</ref>たとえばページサイズ4KBで512MB分のメモリチップを搭載しているマシンは、内部で131072ページを持つ計算になります。  プロセスに割り当てられているメモリリソースとしてのメモリのアドレスは仮想的なアドレス空間に割り当てられます。仮想アドレス空間での仮想アドレスは、実際の実メモリの物理的な意味でのアドレスとは一致しません。 
==== MMU ====
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