差分

カーネルの構造と機能

6 バイト除去, 2008年10月23日 (木) 15:06
/* システムコール */
しかし、そのようなことをすればするほど、当然ながらカーネルのコードサイズが増大していきます。カーネルが肥大すればするほど、その分、移植性が損なわれていきますし、また、一部を書き換えようとすると、カーネルやカーネルモジュールを入れ換えることになってしまい非効率的です。カーネルは最低限のことをすばやく動かすことをするすべきであって、それ以外、別にカーネルでなくてもできる範囲は、ユーザ空間ですべきであるという切り分けの方が安定性やメンテナンス性が向上するというアドバンテージがあります。逆に、これが将来的に発展性も乏しく、新しい機能も入らず固定化しているような、停滞しているようなオペレーティングシステムであれば、どんどんカーネルに組み込んでいく可能性もあるでしょう。
;補足: カーネルでも一般的なアプリケーションに関してもよく見られる傾向です。もちろんカーネルでも一般的なアプリケーションでも、よく見られる傾向です。もちろん"Small is Beautiful"という言葉が好きなUNIX文化圏では、基本的なレベルに分割されるべきソフトウェアが肥大していくのは好ましくない傾向であると考えられています。しかし、現実には肥大する方向に向かっているのも事実ではあります。
=== カーネルの構造 ===
匿名利用者