差分

移動先: 案内検索

プロセス間通信

10 バイト追加, 2018年12月15日 (土) 18:03
/* System V IPC */
ソフトウェアの世界では、複数のプロセスが同じ資源の競合を避けるために、使われる機能で、たとえば複数のプロセスが同時にファイルを書き込みするタイミングが同じになってしまわないように、セマフォを使って待ちます。
セマフォは(ファイルのロックなどを使うよりも)高速に処理できるので、たとえばデータベースのようなアプリケーションでの処理のロックなどに使われています。
しかし、同様な処理はmmapを使っても可能ですので、今日ではセマフォがなくては実装ができない、というわけではありません。むしろ、互換性のために残していると考えた方が良いでしょう。また今日ではSystem V IPCは、相対的に「重い」処理と考えられています。一方、POSIX IPCは、相対的に「重い」処理と考えられています。一方、POSIX IPC はマルチスレッドで安全であり、かつ、System V IPCより軽量なのでPOSIX IPCの利用が推奨されていますIPCの利用が推奨されています。<ref>IBMのdeveloper worksのサイトの中にある "[https://www.ibm.com/developerworks/jp/linux/library/l-semaphore/index.html System V のセマフォー API を使用して POSIX のセマフォー API を実装する]" の本文中に「POSIX のセマフォーは System V のセマフォーよりもはるかに軽量」という記述もあるのセマフォーよりもはるかに軽量」という記述も存在する。</ref>