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デバイススペシャルファイル

153 バイト追加, 2018年10月24日 (水) 14:00
スケジュリングをスケジューリングに修正
Unix で使われた秀逸なアイデアを3つ上げろといわれたら、多分、多くの人が、階層化ファイルシステム、パイプ、そしてデバイススペシャルファイル(Device Special File : 単にスペシャルファイルとも呼ぶ)
<ref> wikipediaではデバイス・ファイルの項目に「デバイスファイルまたはスペシャルファイルとは」と書いていますが、UNIXでは次のように「デバイススペシャルファイル」という表現をしています。wikipediaではデバイス・ファイルの項目に「デバイスファイルまたはスペシャルファイルとは」と書いていますが、UNIXの世界では次のように「デバイススペシャルファイル」という表現をしています。Before we continue, we need to fully understand the ``device special file'' in UNIX. [https://www.usenix.org/legacy/event/bsdcon02/full_papers/kamp/kamp_html/Before we continue, we need to fully understand the "device special file" in UNIX.]
本稿もそれに従います。
</ref>
そこで有効な入出力をするためにスケジューラを用意します。スケジューラの役目は、全体のスループットの改善です。ですから、ある1つのプロセスだけを着目してみると、もしかすると、処理が遅くなっているという可能性もあります。
この当たりは単純に一つのI/Oスケジュリングのアルゴリズムが万能とはなかなかいかないので、Linux Oスケジューリングのアルゴリズムが万能とはなかなかいかないので、Linux 2.6.0以降では
Deadline I/O Scheduler、
<del>Anticipatory I/O Scheduler</del><ref>最新ディストリビューションの使っているLinuxカーネルの多くでは既に用意していません。</ref>、
Complete Fairness Queueing I/O Scheduler、Scheduler<ref> Inside the Linux 2.6 Completely Fair Scheduler https://www.ibm.com/developerworks/library/l-completely-fair-scheduler/index.html</ref>、
Noop I/O Scheduler といった複数
のスケジュールが用意されています。