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システム環境を考えてみる

589 バイト追加, 2022年2月17日 (木) 05:18
/* 新たなユーザアカウントを加える場合 */
=== スマートフォンからスーパーコンピューターまで ===
[[image:OSFamily2016NovOSFamily2017Nov.png||thumb|300px|Top500のリストより (20162017/11)]]
[[image:IDC-Smartphone-OS-share.png||thumb|300px|IDCのスマートフォンOS市場占有率の資料 (2017/5)]]
GNU/Linuxは、GoogleがスマートフォンOSとして作ったAndroidLinuxカーネルは、GoogleがスマートフォンOSとして作ったAndroid
<ref>
What is Android? http://code.google.com/android/what-is-android.html
</ref>
<ref>
[http://developer.apple.com/library/ios/#documentation/Miscellaneous/Conceptual/iPhoneOSTechOverview/IPhoneOSOverview/IPhoneOSOverview.html About iOS Development]
</ref>
からIBM からIBM @server zSeries のようなメインフレームまで基本的には同じ構造のものが動いています。もちろん必要とされるミドルウェアやアプリケーション、カーネルのコンフィグレーションはスマートフォンとメインフレームでは異なってくるのは当然ですが、やはりどちらもGNU<ref>Linux on z Systems empowers your developers https://youtu.be/ZnP5OnpOxWI </ref>のようなメインフレームまで基本的には同じ構造のものが動いています。もちろん必要とされるミドルウェアやアプリケーション、カーネルのコンフィグレーションはスマートフォンとメインフレームでは異なってくるのは当然ですが、やはりどちらもLinuxと多くの[https://www.gnu.org/software/ GNUコマンドやライブラリ]から成り立っているのでGNU/Linuxと呼ばれるべきものです。またGNU/Linuxはたくさんのコンピュータをつないたクラスターコンピュータのシステムとしても使われています。
Androidはスマートフォンのプラットホームとして常に81~87パーセント(2016-2017)のシェアを占めています。さらにUNIXとして考えるならiOSもUNIXとして分類出来ますから、2017年第1四半期ではスマートフォン市場の99.8パーセントがUNIXということになります。
そして世界のスーパーコンピュータTop500 HPC分野(2017年7月現在スーパーコンピュータ) の中で最も使われているのはGNUでは広く使われていたGNU/LinuxでOperating Linuxですが2017年11月期発表のTop500ではOperating System Familyの統計をみるとシェア99%を越えます。FamilyはLinuxのみになりました。
* [http://www.ibm.com/developerworks/linux/linux390/ IBM メインフレーム] / [https://www-03.ibm.com/systems/z/os/linux/ Linux OS on IBM z Systems]
* [http://www.android.com/ Android]
** スマートフォン・マーケットにおける[http://www.idc.com/prodserv/smartphone-os-market-share.jsp Androidのシェア](最新版)
* [http://www.top500.org/ 世界のスーパーコンピュータTop500世界の HPC Top500]
GNU/Linuxの「何でもできる」というのは醍醐味の一つでもあるのですが、しかし、何でもできるといってもGNU/Linuxを手に入れた初心者がスーパーコンピュータを操れるわけもありません。Linuxが搭載されたスーパーコンピュータを手に入れた初心者がスーパーコンピュータの計算能力をフルに発揮するような操作が出来るわけではありません。
そしてまた、本当のGNU/Linuxの能力の全容を理解しようとすると、本質的にはスマートフォン からスーパーコンピュータまでのコンピューティングを知ることになります。
手に入ることと、使いこなせることとを混同してしまうあたりが"UNIX(GNU/Linux)は難しい"という部分につながっているのではないかと筆者は想像しています。
「GNU/Linuxでもワードプロセッサのアプリケーションが動きます」というレベルで満足であれば、この先を読み進める必要はありません。このテキストではGNU/LinuxをベースにしてUNIX的な考え方を学ぶというのがテーマです。残念ながらGNU/LinuxやUNIXのHOWTOではありません。アプリケーションレベルでのハウツー本が欲しいのであれば
[httphttps://astoregoo.amazon.co.jpgl/linux-beginners-22 Amazonにたくさん初心者向けの本が出ていますik1LUf Amazonにたくさんの入門本が出ています]ので、自分にあった本を選んで、手元において読んだ方がいいでしょう。
==== 新たなユーザアカウントを加える場合 ====
[[image:Gnome-UserSetting.png||thumb|300px|Gnome ユーザ設定]]
最初はインストール時に設定したユーザ名だけですが、
さらにユーザが必要な場合、 adduser コマンドや、あるいは GUI ツールを使って新しいユーザを加えることができます。
 
 
[[image:Gnome-UserSetting.png|right|500px|Gnome ユーザ設定]]
今やGNU/LinuxのGUI環境はMacOSやWindowsといった身近なパソコン環境にひけをとりません。
GNU/Linuxの用意している3Dグラフィック環境 compiz fusionなどは視覚的なギミック(あまり意味はないが、派手に見せて驚かせる)な機能を兼ね備えています。
意味があるかどうかは別としてGUI環境をカスタマイズしてMac OSのように見せることもやろうと思えばできます。
* Customize Ubuntu 918.10 3D Desktop04 : how to fully customize GNOME 3 | Make Ubuntu 18.04 look like Mac Os
<youtube>lYgWE6SvpagsfsKwzElxQg</youtube>
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[[Category:UNIXオペレーティングシステム|3]]