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システム環境を考えてみる

78 バイト除去, 2018年10月5日 (金) 03:10
/* グラフィカルなデスクトップ環境 */
今日においては、MacやWindowsと同じような使い勝手のパソコンとして販売されるレベルになっています。
=== 携帯からスーパーコンピューターまで スマートフォンからスーパーコンピューターまで ===
[[image:Top500 OSFamily 2014-JunOSFamily2017Nov.png||thumb|300px|Top500のリストより (20142017/06)]][[image:Top500_os_family_2012_06.png||thumb|200px|Top500のリストより (2012/0611)]]
[[image:IDC-Smartphone-OS-share.png||thumb|300px|IDCのスマートフォンOS市場占有率の資料 (2017/5)]]
GNU/Linuxは、Googleが携帯電話用OSとして作ったAndroidLinuxカーネルは、GoogleがスマートフォンOSとして作ったAndroid
<ref>
What is Android? http://code.google.com/android/what-is-android.html
</ref>
<ref>
[http://developer.apple.com/library/ios/#documentation/Miscellaneous/Conceptual/iPhoneOSTechOverview/IPhoneOSOverview/IPhoneOSOverview.html About iOS Development]
</ref>
からIBM からIBM @server zSeries のようなメインフレームまで基本的には同じ構造のものが動いています。もちろん必要とされるミドルウェアやアプリケーション、カーネルのコンフィグレーションは携帯電話とメインフレームでは異なってくるのは当然ですが、やはりどちらもGNU<ref>Linux on z Systems empowers your developers https://youtu.be/ZnP5OnpOxWI </ref>のようなメインフレームまで基本的には同じ構造のものが動いています。もちろん必要とされるミドルウェアやアプリケーション、カーネルのコンフィグレーションはスマートフォンとメインフレームでは異なってくるのは当然ですが、やはりどちらもLinuxと多くの[https://www.gnu.org/software/ GNUコマンドやライブラリ]から成り立っているのでGNU/Linuxと呼ばれるべきものです。またGNU/Linuxはたくさんのコンピュータをつないたクラスターコンピュータとしても使われています。Linuxはたくさんのコンピュータをつないたクラスターコンピュータのシステムとしても使われています。Androidはスマートフォンのプラットホームとして常に81~87パーセント(2016-2017)のシェアを占めています。さらにUNIXとして考えるならiOSもUNIXとして分類出来ますから、2017年第1四半期ではスマートフォン市場の99.8パーセントがUNIXということになります。2014年において世界のスーパーコンピュータTop500の中で最も使われているのはGNUHPC分野(スーパーコンピュータ)では広く使われていたGNU/Linuxです。Operating Linuxですが2017年11月期発表のTop500ではOperating System Familyで見た時、2014年6月時点で97%を越えています。FamilyはLinuxのみになりました。
 * [http://www.ibm.com/developerworks/linux/linux390/ IBM メインフレーム] / [https://www-03.ibm.com/systems/z/os/linux/ Linux OS on IBM z Systems]
* [http://www.android.com/ Android]
** スマートフォン・マーケットにおける[http://www.idc.com/prodserv/smartphone-os-market-share.jsp Androidのシェア](最新版)* [http://www.top500.org/ 世界のスーパーコンピュータTop500世界の HPC Top500]
GNU/Linuxの「何でもできる」というのは醍醐味の一つでもあるのですが、しかし、何でもできるといってもGNU/Linuxを手に入れた初心者がスーパーコンピュータを操れるわけもありません。Linuxが搭載されたスーパーコンピュータを手に入れた初心者がスーパーコンピュータの計算能力をフルに発揮するような操作が出来るわけではありません。そしてまた、本当のGNU/Linuxの能力の全容を理解しようとすると、本質的には携帯電話 Linuxの能力の全容を理解しようとすると、本質的にはスマートフォン からスーパーコンピュータまでのコンピューティングを知ることになります。
手に入ることと、使いこなせることとを混同してしまうあたりが"UNIX(GNU/Linux)は難しい"という部分につながっているのではないかと筆者は想像しています。
しかし最も大切なのはUNIX的な考え方(使うことではなく)を理解することではないでしょうか。
 
 
 
; 調べてみよう : 最新の[http://www.top500.org/ Supercomputing Top500]の中でGNU/Linuxベースなシステムは、どれぐらいのパーセンテージを占めているのであろうか。
=== GNU/Linuxの何を学ぶべきなのか ===
「GNU/Linuxでもワードプロセッサのアプリケーションが動きます」というレベルで満足であれば、この先を読み進める必要はありません。このテキストではGNU/LinuxをベースにしてUNIX的な考え方を学ぶというのがテーマです。残念ながらGNU/LinuxやUNIXのHOWTOではありません。アプリケーションレベルでのハウツー本が欲しいのであれば
[httphttps://astoregoo.amazon.co.jpgl/linux-beginners-22 Amazonにたくさん初心者向けの本が出ていますik1LUf Amazonにたくさんの入門本が出ています]ので、自分にあった本を選んで、手元において読んだ方がいいでしょう。
GnomeやKDEといったグラフィカルなデスクトップ環境をGNU/Linuxは用意しています。
今やGNU/LinuxのGUI環境はMacOSやWindowsといった身近なパソコン環境にひけをとりません。
GNU/Linuxの用意している3Dグラフィック環境 compiz fusionなどはWindows Vista Aero の機能以上にギミックな機能を兼ね備えています。fusionなどは視覚的なギミック(あまり意味はないが、派手に見せて驚かせる)な機能を兼ね備えています。意味があるかどうかは別としてGUI環境をカスタマイズしてMac OSのように見せることもやろうと思えばできます。
* Customize Ubuntu 918.10 3D Desktop04 : how to fully customize GNOME 3 | Make Ubuntu 18.04 look like Mac Os
<youtube>lYgWE6SvpagsfsKwzElxQg</youtube>
* Linux Mint 13 maya Compiz Fusion17.1 Cinnamon Edition - A Quick Look
<youtube>r37kz4bg9bAK6pmKJ_-nFQ</youtube>  * Linux Mint 17.2 Rafaela Cinnamon Edition - See What's New<youtube>BUrgsngJMVo</youtube>
1980年代UNIX上では、数多くのウインドウシステムが作られ、そして淘汰されていきました。
米SUN社は独自のウインドウシステムであるSunViewやNeWS を持っていましたし、日本で作られたGMWなどもありました。を持っていましたし、日本で作られたGMW<ref>京都大学、オムロン、アステックが共同で開発</ref>などもありました。
それらの中で今日まで生き残ったのがMITのProject Athenaで作られたX Window Systemです。
またネットワーク透過を前提としているので、
ハードウェアコントロールとウィンドウシステムと独立している設計のため特別にハードウェアを意識するようなプロトコルではありません。
しかし今日においては、これらの課題はCPU/GPUの高速化、あるいはツール・ライブラリ類の充実化により差がわからない程度にまでなっています。  筆者が感じている一番の弱点はデバイスドライバのサポートです。たとえば高価なグラフィックボードのデバイスドライバは、まず最初にメーカーからプロプライエタリなソフトウェア<ref>たとえばnvidia社 GeForce シリーズのGNU/Linux用デバイスドライバは[http://www.nvidia.co.jp/Download/index.aspx nvidia社のサイト]から無料でダウンロードできますし、またubuntuでも「制限のあるソフトウェア」としてダウンロードできますが、それはフリーソフトウェアの意味する自由ではないことに注意してください。</ref>の形で供給されるため、フリーソフトウェアとしてGNU/Linuxのデバイスドライバ<ref>Linuxカーネルの統括責任者ともいえるLinus Torvaldsが2012年6月の [http://youtu.be/O0r6Pr_mdio 講演で示した態度で] を見ると大体の想像はつくと思います。</ref>として入手するまでには時間がかかります。その意味においては「最新のグラフィックボード」の提供するすべての機能を、すぐに'''自由'''には使えないといえるでしょう。GPUの高速化、あるいはツール・ライブラリ類の充実化、実装技法の向上により他のウィンドウシステムと遜色のないものとなっています。
== 脚注 ==