差分
/* 下から上への流れ */
* リソースを効率的に利用するリソースを効率的に利用し、また管理をする
* アプリケーションが直接リソースを制御する必要をなくする
* アプリケーションにとってリソースをさらに抽象化する
=== リソースとは ===
CPUと直接やりとりする記憶装置を指します。
演算のための値を記憶しておく、結果を記憶しておく、命令を記憶しておくなどといったために使われます。
以前は、単純にCPU ←→主メモリという構造で説明が十分だったのですが、現在での具体的な物理メモリの構成は、いくつかの階層にわかれていて、CPUと記憶をやりとりしています。わりきって一言でいうなら電気を切ったら消えてしまう一時的な記憶装置です。←→主メモリという構造で説明が十分だったのですが、現在での具体的な物理メモリの構成は、アクセスの効率を考え何段階かの動作速度や容量が異なるキャッシュメモリを用意しておき、CPUと記憶をやりとりしています。わりきって一言でいうなら電気を切ったら消えてしまう一時的な記憶装置だといえます。
===== 補助記憶装置 =====
現在ではコンパクトフラッシュメモリやUSBメモリなどもこのような区分けに入ってきます。
主記憶装置との違いは、CPUと直接記憶のやりとりを行なわないこと、記憶の容量が大きいこと、長期間記憶
(割り切って言えば電気を切っても消えない記憶わり切って言えば電気を切っても消えない記憶)
を保持するユニットです。
===== 入出力装置 =====
== オペレーティングシステムの潮流 ==
1976年ぐらいになると、Apple、Sol、Altairといった最も初期の頃のパソコンが作られてきます。この頃、Bill GatesとPaul AllenはAltair 8080 (メモリ4KByte版)用に大型汎用機上で動いていたBASIC言語を移植しMITSへライセンスします。翌、1977年には [[Steve Wozniak]] とSteve JobsがApple Jobs <ref> スティーブ・ジョブズ 1 (講談社+α文庫) ISBN 4062816148 </ref>がApple Corporationを設立し、また同じくしてBill Gates とPaul Allenは正式にMicrosoft companyを設立します。
Apple や Sol や Altairのような初期のパソコンが作られます。下がスミソニアン博物館にある世界初のパソコンの写真です(著者撮影)。Altairのような初期のパソコンが作られます。スミソニアン博物館にある初期のパソコンたちの写真です。
[[image:IMG_2551.JPG|thumb|Homebrew computer club ]]
高価なハードウェア上でもっと汎用的にプログラムを動かすために作られたシステムが1964年に作られたIBM S/360です。ここで始めて今日的なオペレーティングシステムが作られます。
汎用機という言葉は、この「汎用的にプログラムを動かすことができるシステム」という所から来ています。
[[image:NASAComputerRoom7090.NARA.jpg|left|thumb|300px| 1962年にNASAで使われていた IBM 7090 の写真(NASAサイトより)<ref>NASA の著作権ポリシー http://www.jsc.nasa.gov/policies.html#Guidelines</ref>]]
===== VFSからデバイスドライバまで =====
[[File:Filesystem-layer-1.png|thumb|right|400px|File System Layer]]
ファイルを書き込む説明で「ハードディスクに書き込む」という表現をみたことはないでしょうか。
目の前にあるパソコン本体のみを考えるならば、このモノに書き出すというので説明は十分なのかも知れませんが、ファイルを書き込む・読み込むというのはもっと抽象的な動作をします。