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オペレーティングシステムとは何か

49 バイト追加, 2010年8月2日 (月) 09:21
/* リソースとは */
=== リソースとは ===
リソースとは、コンピュータ上にある、処理を行なう際に必要となる資源を意リソースとは、コンピュータ上にある、処理を行なう際に必要となる資源を意味する概念的なものです。味する概念的なものです。リソースとしてハードウェアリソースとソフトウェリソースとしてハードウェアリソースとソフトウェアリソースの2つはすぐに思い浮かぶでしょう。アリソースの2つはすぐに思い浮かぶでしょう。さらに一歩踏み込んでオペレーさらに一歩踏み込んでオペレーティングシステムはコストをより少なくするための道具と考えるならば、ティングシステムはコストをより少なくするための道具と考えるならば、利用利用者や運用者などを指してヒューマンリソースとしリソースの中に含める必要が出てきます。者や運用者などを指してヒューマンリソースとしリソースの中に含める必要があります。ハードウェアリソース、ソフトウェアリソース、ヒューマンリソースを有効に使うための役割がオペレーティングシステムには求められます。つまりハードウェアリソース、ソフトウェアリソース、ヒューマンリソースを有効に使うための役割がオペレーティングシステムには求められます。
CPU( Central Processing Unit : 中央演算処理装置 ) : 命令を実行し、演算を行なうユニット部分です。少し前までは、CPUの説明といえば、プロセッサチップを示せば終だったのですが、最近の高性能のプロセッサチップは、少々複雑になっています。現在のプロセッサチップは、キャッシュ記憶ユニットという高速に記憶を取り込むための、短期間だけ記憶を保持しているような記憶装置も内蔵しています。それ以外にも多くの機能を詰め込んでいます。そこまで分割していくと話が混乱しますので、ここでのCPU はプロセッサチップという具体的な製品ではなく、命令を実行し演算を行なうユニットという抽象的な役割部分だと理解してください。以降、他のCPU説明でも同じです。
 
===== 主記憶装置 =====
 
主記憶装置 ( Main Memory Unit ) : いわゆるメモリのことです。
CPUと直接やりとりする記憶装置を指します。
演算のための値を記憶しておく、結果を演算のための値を記憶しておく、結果を記憶しておく、命令を記憶しておくなどといったために使われます。記憶しておく、命令を記憶しておくなどといったために使われます。以前は、単純にCPU <->主メモリという構造で説明が十分だったのですが、現在での具体的な物理メモリの構成は、いくつかの階層にわかれていて、CPUと記憶をやりとりしています。以前は、単純にCPU ←→主メモリという構造で説明が十分だったのですが、現在での具体的な物理メモリの構成は、いくつかの階層にわかれていて、CPUと記憶をやりとりしています。
わりきって一言でいうなら電気を切ったら消えてしまう一時的な記憶装置です。
 
 
===== 補助記憶装置 =====
 補助記憶装置 ( Auxiliary Memory Unit ) : ハードディスクや磁気テープハードディスクや磁気テープのような装置のことです。のような装置のことです。現在ではコンパクトフラッシュメモリやUSBメモリ現在ではコンパクトフラッシュメモリやUSBメモリなどもこのような区分けに入ってきます。などもこのような区分けに入ってきます。主記憶装置との違いは、CPUと直接記憶のやりとりを行なわないこと、記憶の容量が大きいこと、長期間の記憶主記憶装置との違いは、CPUと直接記憶のやりとりを行なわないこと、記憶の容量が大きいこと、長期間記憶(一言でいえば電気を切っても記憶が消えない割り切って言えば電気を切っても消えない記憶)を保持するユニットです。 
===== 入出力装置 =====
 入出力装置 ( Input/Output Unit ) : キーボード、マウス、ディスプレイといったものや、シリアルポートやパラレルポート、またあるいはネットワーキーボード、マウス、ディスプレイといったものや、シリアルポートやパラレルポート、またあるいはネットワークボードといったものなどのがあげられます。クボードといったものなどのがあげられます。
; 調べてみよう : ハードウェアリソースを構成するものとしてこの他に、どんなものがあるだろうか。
 
==== ソフトウェアリソース ====
たとえばオペレーティングシステムの心臓部であるカーネル部分、アプリケーションが使うライブラリ、あるいはシステムを運用する上で必要なコマンド群などなどがあげられます。どのソフトウェアどんな役割を担うのかの議論は後程しましょう。
 
==== ヒューマンリソース ====
人的なリソースです。コンピュータが非常に高価だった頃は、その利用のため人的なリソースです。コンピュータが非常に高価だった頃は、その利用のために人を雇うコストの方が小さいファクタだったため、あまり大きな関心は寄せられていませんでした。に人を雇うコストの方が小さいファクタだったため、あまり大きな関心は寄せ昔の汎用機時代においては、人的コストよりもハードウェアのコストの方がはるかに高く、そのため人間が便利に使えるよりも、まずハードウェアを最も効率よく使うにはどうするべきかを優先していたのです。られていませんでした。高性能のコンピュータがコモディティ高性能のコンピュータがコモディティ(日用品)化してしまっている現在では、人的なリソースの方が高価です。人的リソースの効率的利用できるようにすることもオペレーティングシステムには求められています。昔の汎用機時代においては、人的コストよりもハードウェアのコストの方がはるかに高く、そのため人間が便利に使えるよりも、まずハードウェアを最も効率よく使うにはどうするべきかを優先していました。時代の流れでハードウェアのコストが下がるにつれ、人的コストの比率が相対的にあがってきます。このような状況では、今度は人的コストを如何に下げるかが課題となります。化してしまっている現在では、人的なリソースの方が高価です。人的リソースの効率的利用できるようにすることもオペレーティングシステムには求められています。このように時代の流れでハードウェアのコストが下がるにつれ、人的コストの比率が相対的にあがってきます。このような状況では、今度は人的コストを如何に下げるかが今日の課題となっています。
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