Loopbackを使ったファイルシステム
/dev/loop0 (/dev/loop1, .... ) を使ってファイルをセットしてブロックデバイスに見せる。
手順
まずブロックデバイス代わりに使うファイルを作る。ここでは128MBのファイルを作成している。
# dd if=/dev/zero of=/tmp/file.img bs=1M count=128
ファイルを/dev/loop0にセットする。
# losetup /dev/loop0 /tmp/file.img
/dev/loop0 (ファイルfile.img)上にファイルシステムを構築する。
# mkfs -t ext2 -v /dev/loop0
ファイルシステムのマウントポイントを作成。
# mkdir /mnt/loopfs
マウント
# mount -t ext2 /dev/loop0 /mnt/loopfs
ファイルシステムの情報がどうなっているか見てみる。
# tune2fs -l /dev/loop0
ファイルがマウントされている状況を見てみる。
# df
ファイルシステムをunmountする。
# umount /mnt/loopfs
loopbackデバイスを解除(delete)する。
# losetup -d /dev/loop0