「Linuxのswapについて私が知っている二、三の事柄」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
ページの作成: == Linuxのswapについて私が知っている二、三の事柄 == === swapの高速化 === fstabでswapのプライオリティが設定できる。この数が多ければ... |
|||
12行目: | 12行目: | ||
これはSSDを複数用意し、その上にswapを設定し、 | これはSSDを複数用意し、その上にswapを設定し、 | ||
並列にアクセスできるような設定にすると、 | |||
かつてないような巨大かつ高速な仮想記憶が手に入ることを示唆している。 | |||
=== 稼働中にswapを無効にする === | === 稼働中にswapを無効にする === |
2011年11月17日 (木) 15:05時点における版
Linuxのswapについて私が知っている二、三の事柄
swapの高速化
fstabでswapのプライオリティが設定できる。この数が多ければ多いほど優先される。一方で同じ優先順位であれば均等に使われる。 複数のハードディスク上にswapパーティションを取り、それを同じ優先順位で設定すると、スワップの際に並列に使われるのでraid0のような効果をもたらす。
下の例は4つのswapパーティションを使いswaponした状態である。


これはSSDを複数用意し、その上にswapを設定し、
並列にアクセスできるような設定にすると、
かつてないような巨大かつ高速な仮想記憶が手に入ることを示唆している。
稼働中にswapを無効にする
実メモリが十分にあり、特別な処理を既に終了させswapが必要なくなった場合、 swapoffをするとswapに使われている記憶装置から実メモリの方にページが移動し、 swapが開放される。 またswaponを行えばswapが設定される。