「Loopbackを使ったファイルシステム」の版間の差分

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== loopback デバイスを使ってやってみる ==
/dev/loop0 (/dev/loop1, .... ) を使ってファイルをセットしてブロックデバイスに見せる。
/dev/loop0 (/dev/loop1, .... ) を使ってファイルをセットしてブロックデバイスに見せる。



2009年6月3日 (水) 09:54時点における最新版

/dev/loop0 (/dev/loop1, .... ) を使ってファイルをセットしてブロックデバイスに見せる。

手順

まずブロックデバイス代わりに使うファイルを作る。ここでは128MBのファイルを作成している。

# dd if=/dev/zero of=/tmp/file.img bs=1M count=128

ファイルを/dev/loop0にセットする。

# losetup /dev/loop0 /tmp/file.img

/dev/loop0 (ファイルfile.img)上にファイルシステムを構築する。

# mkfs -t ext2  -v /dev/loop0

ファイルシステムのマウントポイントを作成。

# mkdir /mnt/loopfs

マウント

# mount -t ext2 /dev/loop0 /mnt/loopfs

ファイルシステムの情報がどうなっているか見てみる。

# tune2fs -l /dev/loop0

ファイルがマウントされている状況を見てみる。

# df 

ファイルシステムをunmountする。

# umount /mnt/loopfs 

loopbackデバイスを解除(delete)する。

# losetup  -d /dev/loop0