「このサイトについて」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
UnixWikiMaster (トーク | 投稿記録) 編集の要約なし |
|||
(同じ利用者による、間の2版が非表示) | |||
7行目: | 7行目: | ||
本テキストは、大学1-2年生レベルの人が「UNIXオペレーティングシステムを通して今日的なオペレーティングシステム像を理解」し、また「UNIXの背景にある技術、文化、思想について学ぶ」ために作成しているものです。 | 本テキストは、大学1-2年生レベルの人が「UNIXオペレーティングシステムを通して今日的なオペレーティングシステム像を理解」し、また「UNIXの背景にある技術、文化、思想について学ぶ」ために作成しているものです。 | ||
サンプルのオペレーティングシステムとして GNU/Linux を取り上げています。 | サンプルのオペレーティングシステムとして GNU/Linux を取り上げています。 | ||
一方、本テキストはUNIXやGNU/ | 一方、本テキストはUNIXやGNU/Linuxの操作方法やその上で動くアプリケーションの設定方法を学ぶため<ref> | ||
基本的なUNIXのコマンドの使い方ならば日本語化された [https://linuxjm.osdn.jp/ オンラインドキュメント] がありますし、 | |||
実際の製品の具体的な使い方を学ぶならばGNU/Linuxを提供している | |||
[https://www.ibm.com/developerworks/jp/linux/ IBM] / | |||
[https://www.redhat.com/ja/topics/linux Red Hat] / | |||
[https://documentation.suse.com/ SUSE] | |||
といった企業のサイトのドキュメントを読むほうが効率的です。 | |||
</ref>のものではありません。 | |||
なぜならば、我々は1年が7年に換算されるドッグイヤーの世界に生きており、 | なぜならば、我々は1年が7年に換算されるドッグイヤーの世界に生きており、 | ||
若い頃の貴重な時間を使って特定のアプリケーションの操作方法を使い方を学んだとしても、 | 若い頃の貴重な時間を使って特定のアプリケーションの操作方法を使い方を学んだとしても、 | ||
14行目: | 21行目: | ||
しかし、背景となる技術や文化、あるいは思想というのはそうそう廃れるものではありませんし、これらのものは次世代に脈々と引き継がれていくものです。 | しかし、背景となる技術や文化、あるいは思想というのはそうそう廃れるものではありませんし、これらのものは次世代に脈々と引き継がれていくものです。 | ||
<ref> | <ref> | ||
初めてUNIXを触ったのは1984年ですが、自分の経験を振り返っても、その時の知識は今でも役に立っています。 | |||
ちなみに私が初めてUNIXを学んだ本がこちらです。 | |||
* 石田晴久, ''UNIX'' ,共立出版, 1983. ISBN 4320022068 | |||
</ref> | </ref> | ||
本テキストは、このような観点から内容を組み立ています。 | 本テキストは、このような観点から内容を組み立ています。 | ||
=== 脚注 === | === 脚注 === |
2020年1月18日 (土) 18:20時点における最新版
本サイトはUNIXオペレーティングシステムの授業で使うテキストを用意しているサイトです。 授業の進め方に沿って書いているので必ずしもまんべんなくGNU/Linuxに関する内容を取り上げているわけではないことをあらかじめ断っておきます。
UNIXオペレーティングシステム テキスト作成方針
本テキストは、大学1-2年生レベルの人が「UNIXオペレーティングシステムを通して今日的なオペレーティングシステム像を理解」し、また「UNIXの背景にある技術、文化、思想について学ぶ」ために作成しているものです。 サンプルのオペレーティングシステムとして GNU/Linux を取り上げています。 一方、本テキストはUNIXやGNU/Linuxの操作方法やその上で動くアプリケーションの設定方法を学ぶため[1]のものではありません。 なぜならば、我々は1年が7年に換算されるドッグイヤーの世界に生きており、 若い頃の貴重な時間を使って特定のアプリケーションの操作方法を使い方を学んだとしても、 その知識が利用できる時間は、きわめて短時間だからです。 あと10年もすれば次世代システム、あるいは現在まだ存在しないような新しいアイデアによるシステムに換わっていることでしょう。 しかし、背景となる技術や文化、あるいは思想というのはそうそう廃れるものではありませんし、これらのものは次世代に脈々と引き継がれていくものです。 [2]
本テキストは、このような観点から内容を組み立ています。
脚注
目次へ