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デバイススペシャルファイル

471 バイト追加, 2016年11月18日 (金) 04:48
/* I/O の抽象化 */
=== I/O の抽象化 ===
Unix で使われた秀逸なアイデアを3つ上げろといわれたら、多分、多くの人が、階層化ファイルシステム、パイプ、そしてデバイススペシャルファイル(Device Special File : 単にスペシャルファイルとも呼ぶ)をあげるでしょう。今回はその中の2つに関係しています。単にスペシャルファイルとも呼ぶ)<ref> wikipediaではデバイス・ファイルの項目に「デバイスファイルまたはスペシャルファイルとは」と書いていますが、UNIXでは次のように「デバイススペシャルファイル」という表現をしています。Before we continue, we need to fully understand the ``device special file'' in UNIX. ref. https://www.usenix.org/legacy/event/bsdcon02/full_papers/kamp/kamp_html/本稿もそれに従います。</ref>をあげるでしょう。今回はその中の2つに関係しています。
デバイスを抽象化するこのアイデアによって、 I/O のデバイスもすべてファイルと同じ統一したインタフェースで扱えるようになりました。
例えばハードディスクや端末といったものに対して、プロセスから直接ハードウェアにアクセスする必要はありません。