プロセスIDを擬似乱数生成関数の初期化パラメータに使う是非

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よく下のような擬似乱数生成関数の初期化で与えるパラメータ(SEED)の値をプロセスIDにするサンプルコードを見かけます。


 1 #include <stdlib.h>
 2 #include <stdio.h>
 3 #include <unistd.h>
 4 int main(void)
 5 {
 6   int i;
 7   srand((int)getpid());
 8   printf("PID %d\n", getpid());
 9    for (i = 0; i < 5; i++)
10    {
11      printf("%d: random  %d\n", i, rand());
12    }
13 }

サンプルコードとして理解するのは良いでしょうが、このようなコードは実際のプログラムでは書くべきではありません。 理由はプロセスIDは2^15で循環している値と変動の幅が小さく生成された擬似乱数のパターンが簡単に再現出来てしまうからです。 さらにプログラムがブート時にこのようなプログラムが稼働してしまった場合、プロセスIDは毎回似たような値になります。

予見できない(擬似)乱数の列が欲しい場合、/dev/randomを使うなど工夫が必要です。